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RSウイルス感染症、検査の保険適応 診療

RSウイルス感染症、検査の保険適応

保育園などから、RSウイルスの検査を病院で受けてくるように言われて受診する方が増えています。基本的にはRSウイルスの検査の保険適応は、重症化し易い1歳未満の乳児になっています。1歳以上のお子さんに関しては保険適応ではありませんが、発熱や咳の症状が長引いたりしたときに医師の判断で検査することがあります…
虫刺されの薬 診療

虫刺されの薬

手足や顔など、虫刺されで受診する方が増えています。乳幼児でも市販の薬を使用することができますが、腫れが強くて治りにくい場合は、ステロイドなどの少し強めの薬を処方することがあります。虫刺されも悪化すると、とびひや蜂窩織炎などの原因になるため、お困りの方は小児科か皮膚科でご相談ください。 粂川…
今日から緊急事態宣言下に 診療

今日から緊急事態宣言下に

東京都では、今日から新型コロナの緊急事態宣言下に入りましたが、小児科の外来の状況はRSウイルス感染症や夏風邪の発熱の患者さんが多く、新型コロナを忘れてしまいそうになります。そんな状況下でも周囲の大人の方は、コロナワクチンの接種などの対策を着々と進めて行ってください。 粂川…
パラインフルエンザウイルスについて 診療

パラインフルエンザウイルスについて

この時期の子供の発熱の原因ウイルスで、パラインフルエンザウイルスについて質問がありました。名前は似てますが、インフルエンザとは全く関係のないウイルスです。主な症状は発熱、咳、鼻水とRSウイルスに似ていますが、RSウイルスよりは肺炎など重症化することは少ないようです。毎年春から初夏と秋に多いため、今の…
発熱の子が増えています 診療

発熱の子が増えています

RSウイルスや新型コロナのような流行性の感染症ではないのですが、発熱で受診する子が増えています。咳や鼻水、喉の赤みなどが主な症状ですが、比較的元気はよく発熱は2.3日で落ち着くことが多いようです。原因ウイルスは、エンテロウイルスやパラインフルエンザウイルスなどが考えられます。 粂川…
RSウイルス感染症の、入院病床がひっ迫しています。 診療

RSウイルス感染症の、入院病床がひっ迫しています。

都内の病院でも、RSウイルス感染症による入院の乳幼児が増えているため、入院病床がひっ迫してきています。気管支炎や肺炎だけではなく、熱性けいれんなどの合併症のため入院するケースが増えています。都内の入院病床のひっ迫は、新型コロナだけではなく、RSウイルスやインフルエンザなどによっても起こりうることを知…
RSウイルス感染症が都内で急増 診療

RSウイルス感染症が都内で急増

先週の発表ですが、都内でRSウイルス感染症が急増しており、定点観測では過去最高の数字になっています。ちなみに当院も東京都の定点観測の医療機関になっています。今後さらに増えていく可能性があるため、1歳未満の赤ちゃんは特に注意してください。咳からの飛沫感染が主なため、マスクを着けられない赤ちゃんは出来る…
月曜日の外来 診療

月曜日の外来

週明けの月曜日の外来は、他の曜日に比べて混雑する傾向があります。本日も、咳や鼻水の風邪症候群の患者さんがたくさん受診しました。待合室の密を避けるため、アイチケットの順番予約を上手にご利用ください。1人5分ぐらいで進行するイメージで、少し早めに来院していただくとスムーズかと思います。 粂川…
今週の感染症 診療

今週の感染症

今週当院で診断された流行の感染症は、RSウイルス感染症とアデノウィルス感染症の患者さんが数名いた程度で、それほど多くはありませんでした。3歳未満の乳幼児の発熱、咳、鼻水の風邪症候群の患者さんが多くみられました。 粂川…
アメリカでRSウイルスの感染拡大 診療

アメリカでRSウイルスの感染拡大

CDCの発表によると、アメリカ南部でもRSウイルス感染症の流行が広がっているようです。日本と同様に昨年度は全く流行が見られなかったため、今年になってリバウンドが来ているようです。アメリカでは例年、RSウイルス感染症による1年間の死亡者数は、5歳未満の乳幼児は数百人、65歳以上の高齢者は1万人以上にな…