月: 2022年7月

今週の感染症 診療

今週の感染症

手足口病が、0歳から2歳ぐらいの小さいお子さんに多い状態が続いています。RSウイルスやヒトメタニューモウイルス感染症は、0歳児から3~4歳位の乳幼児に多く出ています。新型コロナは、乳幼児から成人の方まで感染が広がっている状態です。早くピークが過ぎるといいのですが。 粂川…
保育園の健診 健診

保育園の健診

昨日は園医をしている堀ノ内の保育園の全体健診に行ってきました。特に流行している感染症はなく、猛暑にもかかわらず皆さん元気に登園していました。0歳児と1歳児クラスの赤ちゃんたちは大泣きの中での診察でしたが、2歳児クラス以上になると皆さんしっかりと診察を受けることが出来ました。 粂川…
保育園の健診 健診

保育園の健診

本日の昼休みに園医をしている保育園の健診に行ってきました。0歳児や1歳児クラスの出席は良かったのですが、3歳児以上のクラスで咳や発熱での欠席者が多い状態でした。RSウイルスやヒトメタニューモウイルスが疑わしいのですが、3歳以上のお子さんは重症化することはほとんどないため過剰な心配はありません。 粂川…
おたふくかぜワクチンの定期接種化 診療

おたふくかぜワクチンの定期接種化

日本では現在おたふくかぜの予防接種は任意接種のため、全国的には4割程度の接種率だそうです。海外での状況を見るとMRワクチン同様に2回の定期接種の国が多く、日本の遅れが目立ちます。おたふくかぜには難治性の難聴などの重い合併症が1.000人に1人ぐらいの割合であり、定期接種化が望まれるところです。 ht…
手足口病の症状 診療

手足口病の症状

現在手足口病が流行中ですが、0歳から3歳ぐらいの小さいお子さんがほとんどです。急な発熱が1日か2日続き、解熱した後に手足やお尻、口周囲に水疱や発疹が出てきます。口の奥にも水疱が出来るため、痛くて飲んだり食べたりがしにくくなることがあります。水疱や発疹は1種間前後で自然治癒し、熱がなく元気であれば保育…
今週の感染症 診療

今週の感染症

発熱の患者さんの多い状態が続いています。新型コロナや年少児の手足口病が多いのですが、発熱は1日か2日位で落ち着くことが多いようです。発熱と激しい咳が5日から1種間位長引く場合は、RSウイルスやヒトメタニューモウイルス感染症の場合が多く、年少児は気管支炎や肺炎など重症化に注意が必要です。 粂川…
新型コロナの抗原検査 新型コロナウイルス

新型コロナの抗原検査

小児の新型コロナも急増しているため、PCR検査などが病院で受けにくい状態になっています。発熱などの症状がある場合は、薬局などで販売している抗原検査でもかなり正確に診断することが可能です。自宅で検査をした後に、受診の相談をしていただくとスムーズかと思います。 粂川…
大人の手足口病 診療

大人の手足口病

3年ぶりぐらいに保育園などで手足口病が流行しています。0歳から3歳ぐらいまでの小さいお子さんが多いのですが、親が感染するケースも増えてきています。症状は子供と同じで手足の発疹や口内炎ですが、痛みが強く数日間は苦しい思いをします。痛み止めや炎症を和らげる塗り薬を処方することがあります。 粂川…
小児の新型コロナのPCR検査 新型コロナウイルス

小児の新型コロナのPCR検査

新型コロナの患者さんが急増し、小児のPCR検査が非常に受けにくい状況にあります。診断にはPCR検査は必ずしも必要ではありません。状況によっては、市販の新型コロナ抗原キットでの診断も可能です。自宅で検査をして、その結果をもとに病院に診察の状況を確認するとよい思います。 粂川…
今週の感染症 診療

今週の感染症

発熱の患者さんが急増しています。手足口病、ヘルパンギーナ、アデノウイルスなどの夏風邪と新型コロナウイルスが多いのですが、これらの感染症は小児が重症化することはほとんどありません。RSウイルスやヒトメタニューモウイルスなど、気管支炎や肺炎で重症化する事のある感染症が増えてきているのが心配です。 粂川…