月: 2021年8月

コロナ禍の新学期 新型コロナウイルス

コロナ禍の新学期

緊急事態下の中、小中学校では今週から新学期が始まるところが多いかと思います。午前中授業にしたり夏休みを1週間延期にしたりする学校もあれば、通常通りの授業を行う学校もあるようです。どのような対策がベストの選択かは今のところわかりませんが、子供たちの日常を守るために、マスク着用やこまめな換気など出来る対…
子どもの自殺の現実 診療

子どもの自殺の現実

夏休み明けの学校が始まり新型コロナ流行の広がりを心配する報道が多い中で、子供の自殺(小中高校生)についてのニュースが衝撃的でした。子供にとっては、新型コロナよりもはるかに深刻な現実です。 粂川 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210826/k1001322593…
妊娠中の新型コロナ感染 新型コロナウイルス

妊娠中の新型コロナ感染

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210818/k10013210561000.html 都内でも、妊娠中の新型コロナ感染症が増えてきているようです。妊婦さんがかかると重症化のリスクが高くなったり、出産のときに入院しにくくなってしまいます。妊娠中でも新型コロナのワ…
アメリカでの子供のコロナ感染 新型コロナウイルス

アメリカでの子供のコロナ感染

アメリカでは、子供のコロナ感染や入院が増えてきているようです。日本の感染状況は、アメリカの少し後を追いかける傾向があるため、今後注意が必要でしょう。もうすぐ新学期が始まります。海外の例を見ると、周囲の大人(特に両親)の予防接種率が子供のコロナ感染に大きくかかわってきます。可能であれば、9月中に2回接…
乳幼児の新型コロナウイルス感染症 新型コロナウイルス

乳幼児の新型コロナウイルス感染症

東京都でも、新型コロナの検査で陽性の乳幼児が増えています。両親などからの家族内感染が多く、発熱などの症状がないか軽症なのが特徴です。幸いにして今のところ重症者はほとんどいませんが、今後さらに感染が広がり陽性者が多くなれば、重症者が出てしまう可能性が高まります。特に20代から40代の親世代の方は、感染…
妊娠中の新型コロナワクチン 新型コロナウイルス

妊娠中の新型コロナワクチン

米国CDCの発表によると、妊娠中の新型コロナの予防接種を推奨する方針だそうです。接種しても流産などのリスクを高めることはなく、妊娠中や産後の重症化を防ぐ効果が確認されたためです。産婦人科の主治医とよく相談の上、接種を検討してください。 https://www.cnn.co.jp/usa/351751…
クループ症候群に注意してください 診療

クループ症候群に注意してください

犬の吠えるような苦しそうな咳や声のカスレ、発熱などが主な症状のクループ症候群の患者さんが散見されます。パラインフルエンザなどの、ウイルス感染が原因になります。乳児がかかると声帯の近くの炎症や腫れにより、呼吸困難などの重い症状が出ることがあります。呼吸が苦しそうで眠れないような場合は救急受診の必要があ…
先週の感染症 診療

先週の感染症

先々週よりは落ち着いてきましたが、RSウイルス感染症の患者さんがまだ多くみられました。重症化して入院するのは1歳以下の赤ちゃんが多いのですが、2歳以上でも症状が強くなって高熱や激しい咳が長く続く患者さんが目立っています。 粂川…
パラインフルエンザとRSウイルスの同時流行 診療

パラインフルエンザとRSウイルスの同時流行

全国的に今年の夏は、発熱や咳を主症状とするパラインフルエンザとRSウイルスが同時流行していることが、いくつかの調査で分かってきました。いずれも3日以上続く熱と激しい咳が特徴で、抗生剤などの薬は効果がなく、自然治癒するのを待ちます。例年になく大きい流行になっている理由はわかっていませんが、新型コロナの…