昨日は園医をしている保育園の全体健診に行ってきました。全員で100名程度で０歳児クラスの子も10数名いますが、皆さん園での生活にすっかり慣れて来たようです。特に流行しているものはないようですが、発熱でお休みしている子が数名いました。…

近隣の保育園と幼稚園で手足口病とヘルパンギーナが流行しています。誰でもが子供のころに1度や2度はかかることのある夏風邪の代表です。熱は1日か2日で自然に下がり比較的元気のよいことが多いです。重症化することはほとんどないため過剰に心配する必要はありません。…

麻疹の流行について盛んに報道されていますが、幸いなことに小児の発症例は今のところ報告されていません。今できる対策は、早めの予防接種（1歳と年長さんになったら早めにMRワクチンを接種する）をすることです。成人の方でも1回しか予防接種が済んでいない方は、出来るだけ早めに2回目の接種を行ってください。…

夏風邪の代表であるヘルパンギーナが、保育園で流行しています。症状は喉の痛みと発熱ですが、熱は1日か2日位で喉の痛みも4.5日で自然治癒します。診断のための検査はなく、喉の奥にできる水疱を目で確認して診断しますが、あまり典型的ではない症状の時もあります。通常、咳や鼻水などの風邪症状は認めません。…

インフルエンザは落ち着いたようですが、ヘルパンギーナやRSウイルス感染症が増えてきています。手足口病も散発的に出てきています。新型コロナは今のところ落ち着いていますが、成人で少しずつ増えているため今後注意が必要です。…

昨日は園医をしている保育園の全体健診に行ってきました。全体で60名程度の園ですが、発熱などで休んでる子は少なく皆さん元気に健診を受けることが出来ました。4月からの新入園児も、すっかり保育園での生活に慣れてきた様子でした。…

保育園の乳児クラスを中心に、手足口病が増えています。毎年夏に流行する、代表的なウイルスの夏風邪の一種です。手足と口の中の発疹や水疱が特徴で発熱を伴うこともありますが、1日ぐらいですぐ熱は下がります。1週間ぐらいで自然治癒する感染症です。…

パラインフルエンザウイルスは、発熱や咳などが主症状で毎年春と秋に流行する風邪ウイルスです。ほとんどの方が数日で熱が下がり1週間前後で自然治癒する感染症ですが、乳幼児や高齢者では時として高熱と激しい咳が長く続き肺炎などで入院になることがあります。…

杉並区内の小児科の入院病棟が、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、パラインフルエンザウイルスなどの感染症の気管支炎・肺炎でいっぱいになり、入院が必要な子の入院が難しい状況が続いています。乳幼児で激しい咳と高熱が長く続く場合は要注意です。…

インフルエンザA型が幼稚園や保育園、小学校で散発的に出ています。RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルス、ヘルパンギーナ、手足口病などの感染症も、それほど多くありませんがぽつぽつと出ています。新型コロナが成人で増えてきているので今後要注意です。…