パラインフルエンザウイルスは乳幼児期に誰でもが何度かかかる風邪ウイルスの一種で、Ⅰ型～Ⅳ型の四つの型があります。症状は発熱、咳、鼻水で、ほとんどが軽い症状で済みますが、まれに肺炎など重症化したり熱性けいれんやクループなどの合併症を伴うことがあります。毎年春や秋頃に感染者が増える傾向にあります。…

ヘルパンギーナ、RSウイルスなどが散発的に出ていますが、少しずつ減ってきているようです。新型コロナは成人で少しずつ増えてきていますが小児ではまだそれほど多くありません。夏に増える食中毒（腸管出血性大腸菌O157、サルモネラ、カンピロバクター）に注意してください。…

昨日は園医をしている和田の保育園の全体健診に行ってきました。夏風邪など感染症はひと段落して皆さん元気に登園して健診を受けることが出来ました。2歳児クラス以上では、年齢や名前などしっかりと答えられる子が増えてきました。…

猛暑のせいか、食欲低下を訴える小学生の患者さんが増えています。体重が減っていたり激しい下痢や腹痛などがないようであれば、あまり心配はないでしょう。ジュースや牛乳などの水分のとりすぎや、運動不足などがないか生活を見直ししてみてください。…

連休中遊びに夢中になり、軽い熱中症になったお子さんが数名見られました。高熱がありぐったりしているようであれば救急受診が必要です。意識がしっかりしているようであれば、涼しい部屋で休んで首やわきの下を保冷材などで冷やしてください。水分補給も忘れないようにして下さい。…

ヘルパンギーナ、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス感染症がまだ少し多い状態です。新型コロナやインフルエンザも多くはないのですが散発的に出ています。乳幼児の場合は保護者の方から感染するケースが多いようです。…

クリニック周辺の薬局でも、咳や痰、鼻水の症状を和らげる風邪薬が不足してきています。シロップの薬が品薄になる傾向がありますが、粉薬はまだ在庫はあるようです。漢方薬なども風邪症状には効果があるため、選択肢に入れておいてください。 https://news.tv-asahi.co.jp/news_soci…

あせもで受診する方が増えています。症状の軽いあせもであればシャワーなどで汗を流してあげれば自然によくなりますが、赤みやかゆみが強い場合はステロイドなどの塗り薬を処方します。範囲の広い場合は、ステロイドの入っていないローションなどを処方することもあるので御相談下さい。…

保育園の乳児クラスで、嘔吐や熱はないのですが下痢が長引いてる子が目立ちます。ウイルスの感染症ではなく、環境の変化や猛暑の影響などで胃腸の調子を崩しているようです。冷たい食事や水分のとりすぎで、お腹を冷やさないように気を付けてください。…

本日の日中は杉並区でも35度を越える猛暑日になりました。特に赤ちゃんの場合は、日中長時間の外出は避けるようにして下さい。外出が必要な場合は、日傘や保冷材などを利用して出来るだけ短時間にしてください。…