診療

今週の感染症 診療

今週の感染症

急性胃腸炎の患者さんはまだ多めですが、減少傾向になってきました。アデノウイルス感染症が出ている保育園があるようですが、まだそれほど増えてはいません。夏場に増える傾向のある感染症なので、これから気を付ける必要があります。子供の新型コロナウイルスもまだ散発的に出ていますが、流行というほどではありません。…
赤ちゃんのあせも 診療

赤ちゃんのあせも

蒸し暑い日が続いていて、首や背中のあせもの湿疹で受診する赤ちゃんが増えています。汗をかくことは赤ちゃんの健康上よいことなのですが、湿疹のできやすいところは優しく汗を拭きとったり濡れタオルで冷やしてあげたりしてください。赤ちゃんは基本的に暑がりなので、肌着や衣類の調節もこまめに行ってください。 粂川…
移動教室前の健診 診療

移動教室前の健診

本日昼休みに、校医をしている小学校5年生の移動教室前の健診に行ってきました。明日から2泊3日の予定ですが、みんな元気でほぼ全員が参加できるようです。昨年と比べると新型コロナの状況もずいぶんと落ち着いてきているので、子どもたちにとっては規制の少ない楽しい旅行になりそうです。 粂川…
突発性発疹症の患者さんが多くみられます 診療

突発性発疹症の患者さんが多くみられます

流行性の感染症ではないのですが、最近になって突発性発疹症の患者さんが多くみられます。典型的には39度台の高熱が3日から4日ぐらい続き、解熱後に全身の発疹が出現します。0歳から2歳ぐらいの赤ちゃんに多く、ヘルペスウイルスが原因の自然によくなる感染症です。熱性けいれんの頻度が比較多いので注意が必要です。…
今週の感染症 診療

今週の感染症

乳幼児中心に感染性胃腸炎(急性胃腸炎、ウイルス性胃腸炎)の患者さんがさらに増えています。乳児の場合は下痢が1週程度と長引くことがあるため、体調がよくなるまで保育園をなるべく長めにお休みしてください。突発性発疹症の患者さんも多い週でした。 粂川…
小児の原因不明の急性肝炎 診療

小児の原因不明の急性肝炎

日本ではまだそれほど多いわけではありませんが、少しずつ患者さんは増えているようで、東京都内でも数名の患者さんの報告があるようです。ただ重症例は少なく流行する兆候はないため、過剰な心配はなさそうです。現在世界的に、原因ウイルスの調査が行われているところです。 粂川…
感染性胃腸炎とウイルス性胃腸炎 診療

感染性胃腸炎とウイルス性胃腸炎

園医をしている保育園の園長先生に、感染性胃腸炎とウイルス性胃腸炎の違いについて質問されました。嘔吐や下痢を主症状とする子供の胃腸炎の原因はほとんどがウイルス性のため、この二つはほとんど同じ意味に使うことが多いようです。 粂川…
今週の感染症 診療

今週の感染症

嘔吐や下痢の急性胃腸炎の患者さんが再び増えてきています。ノロウイルスやアデノウイルスが主な原因でしょうか。咳や鼻水の患者さんも増えています。ライノウイルスなどが原因と思われます。今後はRSウイルスの流行に注意したいところです。 粂川…
長引く鼻水や咳の症状 診療

長引く鼻水や咳の症状

保育園の新入園児で、鼻水や咳がなかなか良くならないで何週間も長引いている方が多くみられます。これは一つのウイルスの感染症が長引いているのではなく、何種類かのウイルスが入れ違いに感染している可能性が高いと思われます。このような場合は、出来れば少し長めに休みを取って生活を一度リセットすることをお勧めしま…